極真空手の歴史は古く、少年部におけるフルコンタクトでの試合も長い歴史があります。
歴史の中で、幾多の改善を経て、本来危険な直接打撃を安全なスポーツの域まで進化させてきました。
その間、防具やルールについても常に安全性などを見据え進化する方向で改善してきましたが、
極真会館中村道場では、より安全な組手稽古・組手試合のために以下のことに取り組んでいます。
組手に対する姿勢
- 礼にはじまり、礼におわる。頭は低く、目は高く、口謹んで、心寛く。
組手をする道場生は常に対戦相手を敬うことから始めます。
- 組手中も冷静さを維持し、感情をセルフコントロールできる精神力を涵養します。
- ルールをよく理解し、ルールを守り、ルールの中で精進する空手家を目指します。
試合の安全性確保
- 審判員は選手の安全性を第一とし、危険な行為が発生しないよう毅然とした審判を行います。
- 試合責任者は選手の安全と健康を第一とし、不測の事態では選手の救護などを最優先とした試合運営を行います。
防具やルール
- 極真会館中村道場では安全性のため、金網付きヘッドガードへ変更しました。今後も、武道性を保ちながら、選手の安全に配慮して、防具・ルールの改善など、探求に努めます。
組手試合での応援
中村道場大阪淀川支部道場生の試合のセコンドは以下をご注意ください。
- 試合会場では応援が熱くなってしまうものですが、応援のみなさまにも空手を理解していただいて、紳士的な応援をお願いいたします。
- ご父兄様の試合会場での応援については、技術的な助言を避けていただくようお願いします。
- 審判・試合スタッフへの暴言、クレームは禁物です。意見・不満がある場合は支部長を通じていただくようお願いします。
- 道場生・親族以外のセコンドは禁止します。
- 試合前の立礼はセコンドは不要です。
- 試合の動画を撮影される場合は、入場から退場までの所作を撮ってあげてください。入場の礼から退場の礼までが「試合」です。「始め!」から「判定」までではありません。
- 礼から礼の動画を見ることで、道場生は礼の大切さ、所作の重要性を再確認し、相手を敬う心を育みます。
極真会館中村道場は高い武道性と安全性を有した
「真の極真空手」を目指しています